
2025.12.17スタッフブログ
こんにちは。家づくりサポーター酒井です。
冬の住まいづくりで多く聞かれるお悩みのひとつが「乾燥」です。
特に新築を検討されている方から、
「無垢材をたくさん使った家なら、加湿器はいらないですか?」
というご質問をいただくことがあります。
今回は、無垢材の特性を踏まえた、
加湿器との上手な付き合い方について詳しくご紹介します。

無垢材は、一本の木から切り出した自然素材です。
そのため、木が本来持っている呼吸する力をそのまま備えています。
具体的には、
といった働きをします。
これを「調湿作用」と呼びます。
この効果により、無垢材を床や壁、天井に使用した住まいは、
といった、体感的な快適さを得やすいのが特徴です。
無垢材の調湿作用はとても優れていますが、万能ではありません。
特に近年の住宅は、
といった条件が重なり、どうしても室内が乾燥しやすくなります。
そのため、
といった症状を感じる場合は、無垢の家であっても加湿器の使用がおすすめです。
一般的に、人が快適に感じる室内湿度は**40〜60%**と言われています。
無垢材は湿度を調整してくれますが、冬場に40%を下回ることも珍しくありません。
その際、加湿器は「補助的な役割」として活用するのが理想です。

無垢の家で加湿器を使う場合、いくつか注意したいポイントがあります。
湿度が高すぎる状態が続くと、
といった原因になることがあります。
必ず湿度計を設置し、60%を超えない管理を心がけましょう。
加湿器の蒸気が、
に直接当たり続けるのは避けてください。
部屋全体にやさしく広がる位置に設置するのがおすすめです。
加湿器を使っていても、換気はとても重要です。
適切な換気と加湿を両立することで、結露やカビを防ぎ、家を長持ちさせることにつながります。
無垢の家は「自然の力+少しの工夫」で快適に
無垢材の住まいは、機械に頼りすぎなくても快適に暮らせるのが魅力です。
だからこそ、
といった控えめな使い方が、家にも人にもやさしい住まい方と言えます。
無垢材の持つ心地よさを最大限に活かしながら、
一年を通して快適な室内環境を整えていきましょう。

当社のお家でも、エアコンを入れると冬場は少し乾燥気味になります。
その際にお客様にしていただくことが、
ここち床(オリジナルの無垢フローリング)の水拭きになります。
びしょびしょに濡らしていただいた雑巾やモップを
使っていただき水拭きすることで、
無垢材が水を含みお部屋が乾燥した際に、湿度を上げてくれます。
水ぶきすることで木の香りもお部屋にふわっと香るので、
とてもおすすめです。
当社オリジナルのフローリン“ここち床”は
当社ショールーム、モデルハウスに使われておりますので、
水拭きの方法や木の香りをご体験してみてくださいね。
家づくりに関していろいろなことをご相談できる相談会も開催しております。
是非ご気軽にご予約ください。
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