2019.12.02社長ブログ
マイホームは家族の夢であり、家族の絆を育む大切な場所でもあります。
子どもの健康はもちろんのこと、
たくさんの愛情を感じながら、笑顔いっぱいで成長してほしい、
それは親なら誰もが願うことではないでしょうか。
家を購入するということは、人生で最も高価な買い物であると同時に、家族の未来にとっても重要な選択となります。
とりわけ注文住宅は、工法やコスト、工期や建て方が依頼する会社によって異なるため、
その違いを事前に知っておくことは、とても重要なポイントです。
ここでは、そんな「注文住宅」について詳しくお伝えしながら、
注文住宅で叶える理想の家づくりをお伝えさせていただきたいと思います。
① | はじめに|私たちの家づくりの原点 | |
② | 住宅購入の基礎知識|新築住宅の種類と特徴 | |
③ | 注文住宅にも種類があるの?|大きく分けて3つです | |
コラム | 「流行りのローコスト住宅って?」 | |
④ | 「注文」と「建売」どっちが、どういいの? | |
⑤ | 注文住宅を建てたい!|どこにお願いすべき? | |
⑥ | 子どもが笑顔になる家は、大人にもやさしい家|今村工務店のこだわり | |
⑦ | 今村工務店の自然素材と健康にこだわった注文住宅事例 |
初めまして。代表の今村淳と申します。
数ある工務店の中で、私たちの家づくりをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
はじめに、私たちが家づくりで、
健康、自然素材、木を使うことを大切にする理由を少しだけお伝えさせてください。
私は、幼少期に小児喘息を患っていました。
幼稚園にも行けず、いつも寂しそうな私を見て、母は「健康に生んであげられなかった」と自分自身を責めたそうです。
ところが6歳の時、父が建てた自然素材の家に引っ越した後、喘息の発作は徐々に減り、10歳では皆勤賞をもらうまでになりました。
あの頃は「毎日学校に行ける」それだけで嬉しかったのを覚えています。
家の利便性や機能は、もちろん重要です。
でも、何よりも家族が笑って過ごせる家こそが、幸せな家づくりではないでしょうか。
それこそが、私たち今村工務店が「木の家」「自然素材の家」を大切にする理由です。
それでは、新築住宅の種類から、ご説明をさせていただきます。
新築住宅は、主に自分のこだわりを反映させる「注文住宅」と、土地と建物がセットで販売されている
「建売住宅(売建住宅)」の大きく2種類に分けることができます。
注文住宅は土地の購入から始め、ハウスメーカーや設計事務所、
工務店に設計や工事を依頼して、イチから住宅を建てる新築一戸建てです。
自分のライフスタイルや好みに合わせ、木の素材にこだわる、デザイン重視、
とことん健康に配慮した家にするなど、細部に自分の想いを反映した家を建てたい人には注文住宅はピッタリといえます。
いわば『自分だけのオリジナルの家』を手に入れられるのが注文住宅です。
一方、建売住宅は、土地と新築住宅がセットで販売されています。
住宅は、建設済あるいは建設中の場合がありますが、いずれにしても注文住宅のように間取りや素材、仕様を自由に選ぶことはできません。
しかし、その分すでに住宅が完成しているため、
暮らしのイメージがしやすく、入居までの期間を短くできるのが特徴です。
また、よく建売住宅と混同されがちな、売建住宅というものがあります。
こちらは、建築条件付き土地とも呼ばれ、建築を請け負う施工会社が決められた土地と住宅のセット販売です。
決められた施工会社を変えることはできませんが、
いくつかの設計プランの中から仕様を選べるため、建売住宅よりは自由度があります。
ただし、用意されたプラン以外の仕様は選べないため、
注文住宅に比べると自由度は低くなります。
次に、注文住宅について、さらに詳しく見ていきましょう。
実は、注文住宅は大きく3種類に分けることができます。
その違いは、ズバリ「自由度」。
自由度の高い順から「フルオーダー」の注文住宅、「セミオーダー」の注文住宅、そして「規格住宅」と分けることができます。
注文住宅の中でも、最も自由度が高く、細部までこだわれるのがフルオーダー住宅です。
その分、ある程度の建築知識も必要ですが、工法や間取り、断熱材や木材といった構造部分の素材や、
木の家にしたい、健康重視の家にしたいといった仕様、デザイン、キッチンや風呂場の設備まで、すべてにおいて自分の理想を反映することができます。
ただしその分だけ準備の手間や時間、もちろん費用もかかります。
1坪単価でおよそ75~90万円、土地の選択から住宅の完成までおよそ1年の期間が必要です。
セミオーダー住宅は、要望の多い間取りや家のデザインには、
ある程度、意向を反映することができ、キッチンやお風呂などの住宅設備は、決められた中から選ぶというものです。
フルオーダーに比べ、自由度は劣りますが、その分、価格も抑えることができるバランスタイプといえるでしょう。
1坪単価でおよそ50~80万円、
土地の選択から住宅の完成までは約半年の期間が目安になります。
大手ハウスメーカーは、このセミオーダー住宅がほとんどですが、間取りを決められるといっても、
部屋の広さや部屋数を自由に決められるわけではないので注意が必要です。
注文住宅の中で最も施工期間が短いのが、
ハウスメーカーや工務店が事前に用意する規格に従って家を建てる規格住宅です。
大量生産されている資材を活用するため、価格を抑えることができ、搬入や建築工程がマニュアル化されているので工期の短縮も可能です。
規格外の変更はできないため、自由度は下がりますが、1坪単価でおよそ40~60万円、
土地の選択から住宅完成まで3ヶ月程度と、注文住宅の中では一番、低価格かつ短期間で家が完成します。
ローコスト住宅とは、比較的安い価格で販売されている住宅のこと。
その名の通り、坪単価は30万円程度から、新築住宅が購入できます。
ローコスト住宅が安い理由には、
①規格住宅のため大量生産の材料を使用
②建築工程のマニュアル化で職人(大工)の人件費を削減
③設備や仕様を最低限にとどめる(設備のグレードが低い、窓や電源の数を減らす、外壁の凹凸をなくして外壁材を節約など)の大きく3つが挙げられます。
建築費の安さは、予算が限られている方にとって、
うれしい選択肢ですし、建て替えしやすいといったメリットもあるでしょう。
ただし、耐久性や気密性、断熱性といった、
住まいの快適さに直結する住宅性能は、あまり優れているとは言えません。
そのため、「お子さんが独立するまでの家」など、
一定期間住めればいいという目的をお持ちの方であれば、一度検討してみるのもいいかもしれません。
マイホームを建てるとなると、まずは注文住宅と建売住宅、どちらにすべきかで迷う方が多いのではないでしょうか?
そこで注文住宅と建売住宅、両方のメリットやデメリットをご説明させていただきます。
▼メリット
注文住宅のメリットは、建築工法にはじまり、間取りやデザイン、
タイルや壁紙、キッチンやお風呂などの設備を「すべて自分の好みに決めることができる」ことでしょう。
健康に配慮した家、自然素材の木の家など、
細部にわたってこだわりを反映することができる自由度の高さは、やはり注文住宅の一番のメリットです。
また、注文住宅では、基礎を作る過程から見守れるため、
天井裏や断熱材の使われ方など、「見えない部分」も確認できるのは、大きな安心感にもつながります。
作業する側もお施主様が見守る中、
作業をするわけですから、当然、手を抜くことなどできません。
それゆえに、注文住宅は欠陥住宅が圧倒的に少ないともいわれています。
▼デメリット
注文住宅のデメリットは、土地探しや打ち合わせなど、かなりの時間と労力を要することです。
長くなると土地探しに半年、設計などの打ち合わせに10ヶ月、着工から完成まで半年
初めてお会いして、ご入居までが2年以上かかるケースもあります。
▼メリット
建売住宅のメリットは、大量流通している資材の使用や、
建築作業のマニュアル化による効率アップ、人件費削減により、建築コストを削減しているため、購入費用も抑えられる点です。
また、完成した家を購入するので、家の間取りや動線を体感できますし、
実際に建ててみたらイメージと違ったということもありません。
購入後、すぐに入居できることも、例えば、
お子さんの進学に間に合わせたいといった要望がある方にとっては大きなメリットとなります。
▼デメリット
注文住宅と比較すると圧倒的に自由度が低いことです。
そのため、100%満足な家に出会うのは、至難の業。
間取りやデザイン、住宅設備など、どこかしら、なにかしらの妥協が必要になる場合がほとんどです。
さらに完成物件では、当然、基礎や構造部分の建築過程を見ることはできないため、
自分の目で見た安心感が欲しいという方には、大きなデメリットとなってしまいます。
それでは実際に注文住宅を建てようと決断した場合、どこにお願いすればいいのでしょうか?
多くの方が、真っ先に大手ハウスメーカーを思い浮かべるかもしれません。
しかし、他にも選択肢があることを、ぜひ知っておきましょう。
大切なのは、施工会社にも、それぞれの特徴、つまり得手不得手があると理解した上で、ご自身に合ったパートナーを選ぶことです。
・規格住宅が基本
注文住宅とはいえ、ほとんどのハウスメーカーが建てる家は、
デザインや仕様を、カタログから選んで組み合わせていく、セミオーダー、もしくは、規格住宅が基本です。
そのため、自由度はあまり高くありません。
建築費についても、大手になればなるほど、中間業者が増えるため割高になる傾向があります。
検討する際は、まず注文住宅の見積もりを他と比較することも重要です。
・安心の保証面
販売棟数の実績やデータなどから、家の品質については、一定の安定感があります。
また、大手には上場企業も多く、
保証期間内に会社が倒産してしまうというリスクも低いため、そういう意味では、安心して長期保証を望むことができるでしょう。
・個性的な住宅が建てられる
オリジナリティーあふれる家づくりをしてくれるのが、建築設計事務所の注文住宅です。
狭小地などの特殊な土地での建築も、
スペースを最大限に活用した最適な家をデザインしてくれるでしょう。
ただし、通常10%ほどの設計料がかかるため建築費は高額になる傾向があります。
また、設計期間も長くなりやすいのが特徴です。
・施工は外注のため確認を
ハウスメーカーもそうですし、建築設計事務所もそうですが、施工は地域の工務店に任せることがほとんどです。
その分、仲介コストも、建築費に含まれる形になるでしょう。
どの工務店が施工するのか気になる場合は、事前に確認しておく必要があるでしょう。
・地域密着型の家づくり
特に、地元で長く営業している工務店は、地域の気候や風土を熟知しているため、
その土地の自然環境に合った家づくりの提案ができます。
また、工務店の建てる家は、規格住宅と比べて、
自由度が格段に高く、世界で一つだけの家を叶えることができるのも、
デザイン性や仕様にこだわりを求める人にとって大きな魅力になるでしょう。
さらには、設計からアフターフォローまで柔軟で迅速な対応ができる点は、
地域密着の工務店ならではの強みであるといえます。
・会社によって異なる保証内容は要確認
技術面や保証内容は、会社によってバラつきがあるため見極める必要があります。
施工実績やお客様の評価(口コミ)だけでなく、施工中の現場やOB様宅の見学が可能かなども聞いてみましょう。
施工に自信のある工務店であれば、快く対応してくれるはずですよ。
また、大切な保証内容も会社によって異なるので、期間や内容を事前に確認しておく必要があります。
今村工務店が建てる注文住宅のこだわりは、
お客様に安全で快適な家をご提供するための『お約束』でもあります。少しだけご紹介させてください。
一般的に家を建てる際の木材は樹齢70年ほど。
樹齢は、長くなるほど木目が狭く強い材質となります。
今村工務店の『いっせい木』を使った家は、最低でも樹齢100年、最高品質なものだと樹齢250年を超える木材を使用しています。
自然素材にこだわりながら、台風や地震に強い丈夫な木の家を建てています。
さらに化学物質による健康被害のリスクを避けられるのも自然素材の大きな強みです。
今村工務店では無垢材で木の家や注文住宅を建てています。
正直、木材加工は既製品や外注してしまった方が、コストも時間も削減できます。
しかし、無垢材は一つとして同じ素材はありません。
そのため私たちは、それぞれの無垢材の個性を見分け、吟味できる経験豊かな職人の目を通した上で、
最適の加工を行うことができる自社加工にこだわっています。
お部屋の開放感を高める工夫として「すきっ戸」というオリジナルの木製サッシを自社制作しています。
通常のアルミサッシの窓に比べ、同じ窓の大きさでも2倍の開口スペースを確保することができますし、
「木の家」と「木の窓」による見た目の統一感も素敵です。
大きな窓ですが、外から鍵の位置が分かりにくく、防犯機能がとても高いのも、お客様によろこばれています。
今村ソーラーは、自然エネルギーである太陽光の熱を利用して、
お部屋の暖房や湯沸かしができるシステムです。
他社の自然エネルギーを利用した注文住宅の設備よりも、
導入の際の初期費用を削減しつつ、また、光熱費などのランニングコストも抑えながら、
通年で寒暖差の少ない快適で健康的に過ごすことができる木の家を実現させました。
▽家族が「ひとつ」になれる家づくり
私たちが大切にする注文住宅のコンセプトは、「家族の絆」です。
気持ちよく家族みんながリビングやダイニングに集まれるような設計。
家を建ててから「家族の時間が増えたよね」と言ってもらえる、
そんな笑顔あふれる家づくりを実現しています。
木の香りがする注文住宅 |
平屋の注文住宅 |
子育て世代の注文住宅 |
デザイン性のある注文住宅 |
「はなれ」の注文住宅 |
二世帯で暮らす注文住宅 |
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注文住宅の基礎知識から、私たち今村工務店が建てる木の家のこだわりまでをご紹介させていただきました。
家づくりは、工務店だけで行うものではなく、お客様の立場に立ってお客様と向き合い、一緒に悩み、
一緒に考え、最高の「ひとつ」を見つけていくものだと考えています。
大切にする、『家族が「ひとつ」になれる家づくり』のコンセプトには、そんな私たちの想いも込められています。
注文住宅に関する、ご質問・ご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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