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2025.12.18スタッフブログ

給湯器トラブルが多い季節!冬に故障を防ぐためのチェック項目

こんにちは!家づくりサポーターの山﨑です!

寒くなると「お湯が出ない」「給湯器の調子が悪い」という相談が一気に増えます。

特にこの時期は給湯器に負担がかかりやすく、

年末年始に故障すると修理まで時間がかかることもあります。

寒い時期にお湯が使えなくなるのは本当に困りますよね。

 

そこで今回は、冬に給湯器トラブルが増える理由と

今日からできるチェック項目をわかりやすく解説します。

■ なぜ冬は給湯器トラブルが増えるのか?

① 外気温が下がると能力が落ちる

給湯器は外気温が低いほど、水を温めるために多くのエネルギーを使います

その結果、

・負荷が増える

・劣化している部品に負担がかかる

ため、故障が起きやすくなります。

② 凍結による配管トラブル

外の配管内で水が凍ると、膨張して破損することも。

朝方の「お湯が出ない」は凍結が原因のことが多いです。

③ 冬は使用量が増える季節

シャワーの時間が長くなり、給湯器の稼働時間も増加。

“使用頻度の上昇 × 寒さ” によって故障リスクが跳ね上がります。

■ 故障を防ぐ!冬の給湯器チェック項目6つ

① 配管保温材が剥がれていないか確認

屋外の給湯器周りを見ると、白い保温材が巻かれています。

これが破れていたり、外れていると凍結しやすくなります。

→ 剥がれていたら早めに補修を。

② 給湯器のリモコンにエラー表示が出ていないか

普段気にしない人が多いですが、すでに軽いエラーが出ていることも。

数字が出ていたらメーカーの取扱説明書で確認します。

→ 初期エラーの段階で対処すれば重症化を防げます。

③ お湯の出が悪くなっていないか

「なんとなく温まりが遅い」「温度が安定しない」

これは内部で劣化が進んでいるサイン。

→ 冬の初めに少しでも違和感があれば点検依頼を。

④ 給湯器の寿命を確認(10年以上なら要注意)

一般的に給湯器の寿命は10〜13年。

冬は寿命を迎えた給湯器が一気に壊れる時期です。

→ 10年以上なら、突然壊れる前に交換を検討。

⑤ 凍結予防運転が働く環境かを確認

給湯器は自動で凍結防止運転をしますが、

・停電時

・ブレーカーOFF

・長期間不在

などでは作動しません。

→ 冬場はブレーカーを落としたままにしないことが大切。

⑥ シャワーヘッドの目詰まりチェック

意外ですがシャワーヘッドが詰まると給湯器に負荷がかかります。

→ 定期的にクエン酸などで掃除すると給湯器が長持ち。

■ 今日からできる “凍結予防” の簡単対策

・夜間に極端に冷える日は、

「給湯側を少しだけ開けて水を細く流す」

→ 水が動いていれば凍りにくい

・配管に市販の保温チューブを巻く

・北側にある給湯器周りの風当たりを軽減する

凍結は数百円〜数千円の対策で予防できます。

■ もし「お湯が出ない」ときの応急処置

①外の給湯器周り・配管が凍っていないか確認

②凍っていそうなら、配管にタオルをかけてぬるま湯をゆっくりかける

③決して熱湯はかけない(破損の原因)

④けたらしばらくお湯を出しっぱなしにして様子を見る

それでも直らない場合は業者へ連絡しましょう。

■ 最後に:冬は「給湯器の弱点」が一番出る季節

冬は一年で最も給湯器に負荷がかかる時期。

だからこそ、“壊れる前に気づく”がとても大切です。

住宅会社として言えるのは、

冬のトラブルの8割は事前点検で防げるということ。

「最近お湯の調子が悪い」

「そろそろ寿命かも?」

そんな方には、早めの点検をおすすめします。

 

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