
2025.11.30スタッフブログ
こんにちは!家づくりサポーターの山﨑です。

「最近、床の色が少し変わってきたかも?」
そんな小さな変化に気づいたとき、
あれ?劣化してるのかな…と感じる方も多いかもしれません。
でも実はそれ、無垢材がゆっくりと美しく育っているサインなんです。
年月を重ねるごとに、木は深みを増し、表情が豊かになります。
まるで家族の時間を映すかのように、木も一緒に成長していく——。
今日は、そんな無垢材の“経年美化”という魅力をお話しします。
多くの建材は「新しいときが一番きれい」で、
年数を重ねると傷みや色あせが目立ってきます。
でも、無垢材は真逆。
木は呼吸しながら、生き続ける素材です。
太陽の光や空気、家族のぬくもりに包まれながら、
ゆっくりと色を変え、艶をまとい、味わいを深めていきます。
紫外線を浴びて木の成分「リグニン」が変化し、
やがて落ち着いたあめ色に。
それは、自然が描く“時間のアート”ともいえます。
スギやヒノキは、年月とともにやわらかな白から黄金色へ。
オークやウォールナットは、艶やかな濃淡を生み出します。
光の加減で表情が変わり、朝と夜で違う顔を見せるのも無垢材ならでは。
さらに、木の香りにはリラックス効果があり、
家に帰った瞬間に「ほっ」と心がほどける。
香りすらも、暮らしの思い出を包み込んでくれます。
小さな傷やへこみも、時間が経つと色になじみ、
やがて“家族の歴史”として美しく溶け込んでいきます。
子どもが初めて歩いた日についた小さなキズ、
家族で過ごしたクリスマスのろうそく跡。
それらは決して消したいものではなく、
「我が家だけのストーリー」として残っていくのです。
無垢材は、磨けば光る“生きた素材”。
水拭き・オイルメンテナンス等をするたびに、
木の艶が蘇り、香りがふわりと立ちのぼります。
そのひと手間は、家と向き合う時間でもあります。
「大切に暮らす」という行為が、
木の表情にも家族の心にも、やさしく反映されていくのです
無垢の家に住むと、季節の移ろいや時間の流れが自然と感じられるようになります。
冬の朝のひんやりとした床も、夏のやわらかなぬくもりも、
全部が“生きている素材”だからこその心地よさ。
そして何より、
「この家を建ててよかったな」と思う瞬間が、年々増えていく。
無垢材は、そんな“静かな豊かさ”をくれる素材です。
無垢材の家は、完成した瞬間がゴールではありません。
年月とともに深まり、
「暮らすほどに美しくなる家」へと育っていきます。
家族の歩みが木に刻まれ、
その変化が人生の思い出になる——。
それこそが、無垢材が持つ最大の魅力です。
もし「経年美化を感じる家」に興味があれば、
ぜひ一度、モデルハウスで“無垢材の床”に触れてみてください。
その質感、香り、色の深み。
きっと、“時を味方にできる家”という言葉の意味が、
あなたの心にすっと届くはずです。
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