
2025.06.27
こんにちは!
家づくりサポーターの山﨑です!
2世帯住宅を考えはじめたとき、多くの方が最初につまずくのが「間取りのスタイル」。
完全に分けるべきか?それとも一部だけ共有するべきか?
同じ家族でも意見が分かれることが多いテーマです。
今回は、「完全分離」と「部分共有」それぞれの特徴と、選び方のヒントをわかりやすくお伝えします。
将来まで見据えた後悔しない家づくりの参考になれば幸いです。
2世帯住宅の間取りは、大きく以下の2つに分けられます。
■ 完全分離型
親世帯と子世帯が玄関・キッチン・お風呂・トイレなどすべてを分けて暮らすスタイルです。
ひとつの建物の中に、2つの住まいがあるイメージです。
■ 部分共有型
生活の一部(例:玄関やお風呂など)を共有しながらも、プライベート空間は世帯ごとに分けるスタイルです。
「共に暮らしながらも、ほどよい距離感を保ちたい」というご家族に人気です。
✅ 完全分離型
メリット
・プライバシーをしっかり確保できる
・ライフスタイルの違いによるストレスが少ない
・将来的に一方を賃貸として活用できる可能性も
デメリット
・建築コストが高くなりがち
・設備が2セット必要になるため、メンテナンス費用も増える
✅ 部分共有型
メリット
・建築費用や光熱費を抑えられる
・共有空間で自然にコミュニケーションが生まれる
・設備が減る分、掃除や維持管理が楽に
デメリット
・ライフスタイルの違いがストレスになることも
・共有部分の使い方を巡ってトラブルが起きるケースもある
どちらが正解かは、“どんな暮らしを大切にしたいか”によって変わります。
ここでは、よくある家族のタイプ別におすすめの間取りをご紹介します。
共働き・子育て世帯
→ 部分共有型が◎
祖父母のサポートを受けやすく、日常的な助け合いが自然に生まれます。
⏰ ライフスタイルが異なるご家族
→ 完全分離型が安心
起床時間・仕事・趣味などが違う場合も、お互いに気を遣わずに生活できます。
将来の変化も視野に入れたい場合
→ 完全分離+柔軟な間取り設計
例えば、将来1つの世帯になったときに空間をつなげられるような設計が人気です。
実際にご相談を受ける中で、よくいただく質問をいくつかご紹介します。
例えば、お風呂やキッチンを2セット設けると設備費は増えますが、生活音のストレスが激減し、介護や将来の賃貸活用にも対応できます。
「分けるべき設備」「共有でも大丈夫な設備」は、家族の優先順位を明確にしながら一緒に検討しましょう。
だからこそ、生活動線や距離感のつくり方が大事なんです。
例えば、玄関は共有しつつも、リビングや水まわりは別にすることで、顔を合わせすぎない設計も可能です。
「気を遣わずにいられる家」づくり、しっかりサポートさせていただきます。
バリアフリー設計や、後から手すりをつけやすい壁構造にしておくことで、将来のリフォーム費用も抑えられます。
今だけでなく「10年後の暮らし」も一緒に見据えて設計しましょう。
2世帯住宅では、親世帯と子世帯のどちらがどの費用を負担するか、事前にしっかり話し合っておくことがとても重要です。
「土地は親が」「建物は子どもが」といった分け方や、光熱費・税金などの日常の支払いをどうするか…家族ごとに答えはさまざまです。
住宅ローンについても、それぞれの収入や年齢に合わせて無理なく組める方法がありますので、安心してご相談ください。
家族みんなが気持ちよく暮らせるよう、一緒に整理していきましょう。
2世帯住宅は、家族が助け合いながら暮らせる素晴らしい住まい方です。
ただし、距離が近くなる分、「ちょうどいい関係」を築くための間取り選びはとても大切です。
「今の生活に合っているか?」だけでなく、
「将来どう変化するか?」、「10年後も暮らしやすいか?」といった視点を持つことで、より納得のいく家づくりができます。
私たちは、家族の想いに寄り添いながら、最適な2世帯住宅のかたちをご提案しています。
迷ったときは、どうぞお気軽にご相談ください♪
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