
2025.10.14スタッフブログ
こんにちは!家づくりサポーターの山﨑です!
「木でつくられた建物が、なんと直径600mもある!」
2025年大阪・関西万博で大きな話題となった、
『Grand Ring(大屋根リング)』を初めて見た人は、きっとそう驚いたはずです。
木材をふんだんに使いながらも、強さと美しさを兼ね備えたこの巨大建築は、
「木の可能性ってこんなにすごいんだ」と、多くの人に感動を与えました。
でも、この驚きは決して“遠い世界の話”ではありません。
実はその“木の力”は、私たちが毎日暮らす住まいづくりにも生きているのです。
木は湿度を自然に調整する性質があります。
梅雨のジメジメした季節でも床がベタつきにくく、冬の朝でも裸足で歩けるほど。
「エアコンに頼りすぎない心地よさ」を実感できるのが木の家です
たとえば、夏の夜。エアコンを切ったあとも寝苦しさを感じにくく、子どもたちがぐっすり眠れる。
冬の朝はヒヤッとしない床に救われて、家族みんなの一日がちょっと快適に始まる。
そんな小さな幸せが積み重なっていきます。
「木造って地震に弱いんじゃないの?」と心配される方もいます。
けれど実際には、木は軽いわりにとても強度が高い素材。
万博の大規模建築を支えられることが、その証明です。
さらに木の家は、揺れをやわらげる柔軟さも持っています。
いざというときに家族を守る“しなやかな強さ”があるのです。
見た目のやさしさの奥にある頼もしさ。これこそ木の本当の魅力かもしれません。
木はその土地の気候や風土と深いつながりがあります。
雨が多い地域の木は湿気に強く、雪国で育った木は雪に耐える力を持つ。
だからこそ地元の木を使えば、家は長持ちしやすくなります。
さらに、地域の木を使うことは地元の森を守ることにもつながります。
「わが家ができると同時に、地域の自然も少し守られる」──
そんな誇らしい気持ちを持てるのも魅力です。
「じゃあ、木の良さをどう暮らしに活かせばいいの?」と思われるかもしれません。
実はちょっとした工夫で、日常の中に木のやさしさを感じられます。
家に帰ってドアを開けた瞬間、ふわっと広がる木の香り。
一日の疲れがスッとほぐれ、「ただいま」が楽しみになります。
リビングや寝室の一面を木にするだけで、部屋の印象は大きく変わります。
テレビの背面やベッドのヘッドボード部分に取り入れると、落ち着きと高級感がプラスされます。
窓枠やカウンターに木を取り入れると、外の景色とつながるような感覚に。
春には新緑、秋には紅葉…四季の変化をより豊かに楽しめます。
床や柱だけでなく、ダイニングテーブルやドアなど、日々手に触れる部分に木を使う。
やさしい手触りや温度感が、暮らしの質を静かに底上げしてくれます。
こうした工夫は「家の全部を木にするのは大変」という方にもおすすめ。
部分的に取り入れるだけで、暮らしの心地よさはぐっと変わります。
万博の大屋根リングは、木の「力強さ」と「やさしさ」を同時に表現した建築でした。
けれど、その魅力は特別な建物だけでなく、私たちの日常の暮らしにも取り入れられるものです。
木に包まれる暮らしは、ただ快適なだけではありません。
家族の会話が自然と生まれたり、子どもが安心して成長できたり、季節の移ろいを感じられたり…。
そんな一瞬一瞬が積み重なって、やがて「かけがえのない思い出」になっていきます。
もし「木の家っていいな」と少しでも感じられたら、
日常のどこに木を取り入れたいか想像してみてください。
きっと、あなたの暮らしに寄り添うヒントが見つかるはずです。
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