
2025.09.21スタッフブログ
こんにちは!家づくりサポーターの山﨑です!
お子さんの勉強場所といえば「自分の部屋の学習机」というイメージが一般的でした。
しかし近年は、「リビング学習」というスタイルに注目が集まっています。
教育関係者の間でも「リビングで勉強する子どもは学力が伸びやすい」という声が増えており、
学習塾や教育関連企業の調査でも同様の傾向が報告されています。
たとえばベネッセ教育総合研究所の調査では、
低学年のうちはリビングで勉強する子どものほうが勉強時間が安定しやすく、
学習習慣が身につきやすいという結果が出ています。
では、なぜリビングでの学習が効果的だと考えられているのでしょうか?
そして、家づくりの段階で取り入れられる工夫にはどんなものがあるのでしょうか?
リビングなら、子どもが宿題をしている姿を親が自然に見守れます。
「分からないところはすぐ質問できる」「勉強の進み具合を把握できる」といった安心感があり、
子どもにとっても親にとってもメリットがあります。
図書館のように静まり返った環境よりも、リビングのように適度に生活音がある環境で勉強する方が、
かえって集中力が養われるといわれています。
少し騒がしい状況でも落ち着いて学習できる力は、将来の受験や社会生活にも役立ちます。
宿題をきっかけに会話が生まれたり、
「今日はどこまで進んだ?」と声をかけられることで、学びの意欲が高まります。
リビング学習は単なる“勉強の場”ではなく、家族の時間を増やすきっかけにもなるのです。
リビング学習を取り入れるなら、家づくりの段階からちょっとした工夫をしておくと便利です。
キッチンやリビングの一角にカウンターを設ければ、
子どもは宿題を、親は家事をしながら見守れます。
家事と見守りを同時にできるのが大きな魅力です。
教科書やノート、文房具をそのままリビングに置ける収納をつくると片付けが楽になります。
リビングが勉強道具で散らかる心配も減ります。
手元をしっかり照らせる明るさを確保し、
将来的にタブレットやノートPCを使うことを想定してコンセントを配置しておくと安心です。
低学年のうちはリビングで、成長に合わせて自分の部屋に切り替えられるような柔軟な間取りが理想的です。
「料理をしながら子どもの宿題を見てあげたい」という声から、
キッチン横に長いカウンターを設けた事例があります。
家事の合間に声かけができ、勉強習慣の定着に役立ったと喜ばれました。
リビング収納を工夫し、教科書やランドセルをそのまましまえる棚を設けた事例では、
「片付けの習慣まで自然と身についた」と好評でした。
「長時間の学習をリビングで」というリクエストに応え、
照明と空調を工夫した快適な学習スペースを提案しました。
集中できる環境が整い、受験勉強を前向きに取り組めたそうです。
リビング学習は、学力を伸ばすだけでなく、
・家族の時間を増やす
・勉強習慣を定着させる
・家事との両立を助ける
といったメリットがあります。
そして、その効果を最大限に活かすには、
家づくりの段階で「学習スペース」や「収納」「照明計画」を意識することがとても大切です。
私たちの施工事例の中にも、リビング学習を取り入れた住まいが多数あります。
もし「うちも取り入れてみたい」と感じられた方は、ぜひ一度ご相談ください。
お子さまの成長を支える住まいづくりを、一緒に考えてみませんか?
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