2022.02.22社長ブログ
こんにちは、今村工務店の今村淳です。
いきなりですが、今回はビルトインガレージについてお話をさせて戴きたいと思います。
どうしてビルトインガレージ?と思われる方も多いかもしれませんね。
実気軽に色んな話が出来るという事で、人気の相談会「どんとこい家づくり」で
ここの所連続で聞かれたテーマがビルトインガレージについてだったからです。
車好きの方はもちろん、生活上のメリットも多いことから、近年はビルトインガレージの家を建てる方が増えています。
一方で、「ビルトインガレージ付きの住宅の固定資産税や建築費用はどうなるの?」
「間取りの注意点が知りたい」といったお悩みをお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回は、ビルトインガレージにかかる費用のお話、そして間取りを決める際の注意点をまとめて解説します。
ビルトインガレージの家を検討中の方は、ぜひ参考にお役立てくださいね。
・ビルトインガレージの「建築費」「維持費」「固定資産税」について知り、
住まいにかかる費用をイメージしておきましょう。
・ビルトインガレージのメリットだけではなく、デメリットや間取りの注意点を学び、
後悔のない理想の家づくりを目指しましょう。
目次
マイホームを建てるにあたって、まずは、必ず抑えておきたい費用面について解説します。
ビルトインガレージにする場合、ガレージ部分が建物の延べ床面積の5分の1以下であれば、
床面積として計算されないため、ガレージ部分には固定資産税はかかりません。
そのため、固定資産税を抑えたいのであれば、必ず「建物の延べ床面積の5分の1以下」に収めるようにしましょう。
一つ注意しておきたいのは、車庫のシャッター部分に関しては、固定資産税の対象となるということです。
ビルトインガレージを設ける場合、通常はシャッターを付けることが多いですが、
シャッターにどれくらいの固定資産税がかかるのかは事前に確認しておくと良いでしょう。
ビルトインガレージの家は、一般的な住宅よりも建築費用が高くなる傾向にあります。
建物内にガレージを組み込むことになるため構造が複雑になること、
そして1階のガレージ部分が空洞になるため、建物の耐震補強が必要となることから、コストが高くなりがちです。
そのため、理想の家づくりを目指すにあたり、建築費を予算内に収められるかどうかがポイントとなります。
車庫部分が建物の延べ床面積の5分の1以下であっても、
シャッター部分には、評価額に基づいて「固定資産税」がかかります。
また、電動シャッターにする場合は保守点検が必要となるため、毎年1万円程度の維持費もかかってきます。
一方で、毎月数万円かけて駐車場を借りることを考えれば、
ビルトインガレージの家を建てた方が、長い目で見た時のコストは抑えられるでしょう。
ビルトインガレージの家には、さまざまなメリットがあります。
ここからは、ビルトインガレージの魅力について解説していきます。
ビルトインガレージは建物内に設置されており、シャッターでしっかりと防犯することができるため、
愛車を盗難から守ることができます。また、雨風にさらされることもないため、汚れやキズの防止にもなるというメリットも。
車を大切に使い続けたいという方には、ビルトインガレージがおすすめです。
屋内にいながら、好きな時にいつでも車いじりができるのがビルトインガレージの醍醐味。
雨などの悪天候の日でも関係なく、趣味を思う存分楽しむことができるでしょう。
また、ガレージと屋内を隔てる壁に透明ガラスの窓を設ければ、
車のショーケースのように屋内からでもゆっくり愛車を眺めることができます。
建物内にガレージがあると、室内から車への移動もかなり楽になります。
特に車で出社している方や、送り迎えの多い子育て中の家族にはおすすめです。
買い物帰りに荷物の運び込みがしやすかったり、雨の日でも濡れずに車の乗り降りができるので、生活上のメリットもたくさん。
ガレージは、ただ単に車を保管するだけの場所ではありません。
屋内にある車庫スペースは、プライベートな空間でBBQを楽しんだり子どもと水遊びをしたりなど、
ちょっとしたアウトドアの場としても利用できます。
また、車庫スペースを広めにとって収納庫を設置すれば、普段あまり使わないものを収納する物置きとしても使えます。
続いては、ビルトインガレージのデメリットを3つご紹介します。
1階にガレージを設置する必要があるため、ビルトインガレージ付きの家は、どうしても1階の生活スペースが制限されてしまいます。
2階の方がより自由な間取りにできるため、水回りは1階に集約して、2階にはリビングや子ども部屋、寝室を設置するなど、部屋の配置を少し工夫してみると良いでしょう。
屋内にガレージを設けることで、車を出し入れする際の音やエンジンの臭いが気になってしまうことも。
ですが、ガレージ内の換気をしっかりとすることや、夜に車の出入りが多い場合は2階に寝室を設けるようにするなど、音と臭い対策をきちんとしていれば問題ありません。
建物の1階にガレージ分の空洞ができてしまうため、ビルトインガレージ付きの家はしっかりとした耐震補強が必要になります。
耐震補強がきちんとされていれば耐震性に問題はありませんが、その分建築費用が高くなる傾向に。
家づくりを進める際には、耐震補強にどれほどの費用がかかるのかを、業者にしっかりと確認しておきましょう。
最後に、ビルトインガレージならではの「間取りの注意点」を3つお伝えします。
一度建ててしまうと、後からガレージを広くしたり狭くしたりすることはできません。
そのため、長い先の将来も見据えたうえで、ガレージの広さを決めるようにしましょう。
考えるべきポイントとしては、将来は車を何台持ちたいのか、来客用にもう一台停められるスペースを設けるのか、
車庫以外にどのような目的で利用したいのか、といったことを事前に明確にしておくと良いでしょう。
一般的な住宅では、通常はLDKを1階に設けることが多いでしょう。
ですが、ビルトインガレージの家は1階の住居スペースが限られてしまうため、LDKを2階に設けるという選択肢も出てきます。
1階に設ける場合は、階段の上り下りが必要なく移動が楽なのがメリットですが、
敷地面積がそこまで広くないと部屋が狭くなってしまう可能性も。
2階をLDKにする場合は、余裕を持って広い生活スペースが確保でき、
日差しが入りやすくなるため日当たりが良くなるのがメリットです。
一方で、階段の上り下りが面倒に感じてしまうというデメリットも。
屋内から車への移動を楽にするには、ライフスタイルに合わせた導線の配慮が大切なポイントです。
たとえば、キッチン近くから車庫への入り口に導線を設ければ、買い物帰りの荷物の運び込みがしやすくなり、
リビングと車庫内をつなげれば、屋内から車を鑑賞できたり気軽に車庫内へ移動することができます。
<次回はこういった内容も予定しております、ご期待くださいね!>
・平屋のビルトインガレージ|間取りはどうする?メリット・デメリットも
・平屋でビルトインガレージをつくるポイント|間取り・2台収納時の坪数について紹介
ビルトインガレージについてや土地探しなど色んなことをまとめて相談したい!
という方は何でも相談「どんとこい家づくり」がおススメです。
具体的には何も決まっていないけど、取りあえず相談してみたいという方も多いですよ。
お気軽にご参加くださいね。
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