
2026.05.29スタッフブログ
共働き世帯の増加や、花粉・黄砂対策、急な雨への備えなどから、
今や家づくりの定番となった「部屋干し」。
しかし、いざ間取りを検討し始めると、
「どこに干せばすっきり片付く?」「生乾きのニオイは大丈夫?」
といった不安も尽きないものです。
洗面脱衣所を少し広げただけでは、
湿気がこもってしまったり、
洗濯物が生活動線を邪魔してしまったりすることも少なくありません。
毎日繰り返す家事だからこそ、
部屋干しスペースは単なる「物干し場」ではなく、
暮らしに馴染む心地よい空間にしたいですよね。
今回は、最新の家電や乾燥機に頼りきりになる一歩手前で考えたい、
間取りの動線や自然の力を活かしたランドリー空間づくりの工夫について紐解いていきます。
部屋干しを快適にするための第一歩は、
洗濯という家事の一連の流れ(洗う・干す・畳む・しまう)
をいかにスムーズにつなげるかです。

洗濯機から濡れて重くなった洗濯物を取り出し、
カゴに入れて2階のベランダまで運ぶ……。
この移動が毎日続くと、年齢を重ねるごとに体への負担になっていきます。
おすすめなのは、洗濯機のすぐ近くに3畳ほどのゆとりを持たせた
ランドリールームを設けること。
その場でハンガーに掛け、そのまま天井の物干しバーに吊るすことができれば、
毎日の移動距離はほぼゼロになります。

乾いた後の衣類をどう片付けるかも重要なポイントです。
ランドリー空間の隣、あるいはファミリークローゼットと直結する動線を作っておくと、
ハンガーのままスライドさせるだけで収納が完了します。
「畳んで、それぞれの部屋のタンスへ運ぶ」というステップが減るだけで、
夕方の気重な家事が驚くほど軽くなります。
部屋干しで一番気になるのが、あの特有の「生乾き臭」ではないでしょうか。
風通しを良くすることはもちろん大切ですが、
実は「部屋の壁や床に何を使うか」、そして「家全体の空気がどう流れているか」によっても、
乾き心地は大きく変わります。
一般的なビニールクロスで囲まれた洗面所は、
湿気が逃げ場を失い、どうしてもジメジメしがちです。

ここで視点を変えて、室内の素材に「無垢の木」などの自然素材を
取り入れてみるのはいかがでしょうか。
これらには、周囲の湿度が高いときには水分を吸い、
乾燥しているときには水分を放出する「調湿作用」があります。
空間そのものが余分な湿気を吸い取ってくれるため、
部屋干し特有の不快なジメジメ感が和らぎ、カラッと乾きやすくなるのです。

洗濯物をすばやく乾かすためには、湿った空気を出して、
乾いた空気を優しく当て続けることが大切です。
エアコンの強い乾燥風で無理やり乾かすのではなく、
家全体の換気と連動した緩やかな空気の循環がある環境が理想的です。
たとえば今村工務店では、家全体の温度と空気の流れを優しくコントロールする
「今村air」という全館空調を取り入れています。
これは、床下から天井裏まで家全体の空気を澱みなく循環させるシステムです。
この仕組みがあると、ランドリースペースに特別な乾燥機を回さなくても、
家じゅうを巡る自然な空気の流れによって洗濯物が乾きやすくなります。
住まい全体の温熱環境と空気の通り道を整えることが、
結果としてラクな部屋干しにつながります。

最後に、使い勝手をさらに高めるための細かなパーツやアイデアをご紹介します。
・カウンターを一枚設置する アイロン掛けをしたり、シャツを畳んだり、
洗剤を詰め替えたりできる作業台が1つあると重宝します。
・物干しバーの素材にこだわる 既製品の白い物干し竿も便利ですが、
アイアン(鉄製)の黒いバーや、木製のバーを天井から吊るすだけで、
洗濯物が干してあっても「絵になる風景」に変わります。
・「隠す」と「見せる」のメリハリ 来客時に洗濯物が見えないよう、
すっきりと引き戸で仕切れるようにしておくことも大切です。
開ければ開放的、閉めれば生活感をシャットアウトできる柔軟さを持たせておきましょう。
家は完成したときがゴールではなく、日々の洗濯や掃除、
料理といった営みを重ねながら、住み手とともに味わいを深めていくものです。
ランドリー空間をただの「作業部屋」として裏方に追いやるのではなく、
光が入り、木の香りがふんわりと漂うお気に入りの場所にすること。
それだけで、面倒だった洗濯の時間が、少し気持ちのいい時間へと変わっていくはずです。
もし、こうした自然素材の空気感や、実際の家づくりのバランスが気になったら、
言葉だけでなく実際に体感してみるのが一番の近道かもしれません。
私たちのモデルハウスでも、無垢の木に囲まれた空間の心地よさをいつでも気軽にご体感いただけますので、
ぜひ遊びにいらしてくださいね。
PREV
お電話でのお問い合わせ
0120-00-5363
[受付時間] 9:00〜17:00
電話をかける
お電話でのお問い合わせ
0120-00-5363
[受付時間] 9:00〜17:00
Webからのお問い合わせ
ショールームで開催中!