小さな家が集まった、集落のようなイエ

頭の中にあるのは『窓の向こう側と、壁の向こう側』

部屋の用途でそれぞれ、敷地の中で一番いいと思う場所に配置します。
それを土間でつなぎます。
あとは部屋の用途に合わせて天井のボリュームを決めます。

・・すると、こういう家になりました。

打ち合わせのときに出てくる、お施主さんのご要望に対して、その場で『出来る・出来ない』と言わないようにしています。
実際、厳しいなぁ~と思うようなことも、時間がたって考えてみると、以外にいい方向に行くことも。

前回の打ち合わせで、『最近、軒気になるんです』との事だったので、軒について検討中。
個人的には軒は結構好きなんですが。
たくさんの可能性を試して、長い時間掛けて打ち合せしてきましたので、もうこれしかないといった感じです。

途中、大きく形を変えてみたり、コンセプトの方向を変えてみたりして打ち合せしてきました。
オーナー様とひとつひとつ納得しながら進んできた気がします。

  • 建坪 51.5坪
  • ソーラーシステム 今村ソーラーAir
  • 構造材(柱・梁) いっせい木
  • 構造材の樹齢 150~200年
  • 屋根材 ガルバニウム鋼板
  • 断熱工法 内断熱工法
  • 外壁 米杉
  • 内壁 塗り壁(漆喰)
  • 床材(ここち床) バーチ
  • 外部建具 すきっ戸
  • 基本・監理 マツダグミ

※材料は総て無垢材かつ乾燥材を使用しています